主要指数の終値は、仏CAC40種指数が前日比48.23ポイント(1.49%)安の3197.89、独DAXが同82.68ポイント(1.75%)安の4636.94、英FTSE100種総合株価指数は同27.04ポイント(0.61%)安の4399.15。
銀行株では、英バークレイズが10.7%安で引けたほか、スウェーデンのSEBはモルガン・スタンレーが投資判断を引き下げたことから5.8%安をつけた。
シュローダー・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、アンドリュー・リンチ氏は、「銀行株についてはアンダーウエートを継続している。職を失い、住宅ローンやクレジットカードの返済に困窮している人々に起因する貸倒損失の波が、今後は押し寄せるものとみている」と語った。
スペインのサンタンデール銀行は3.4%安。巨額詐欺事件で逮捕されたバーナード・マドフ容疑者に関連した投資で同行の顧客が23億ユーロ(30億4000万ドル)を超える損失を被ったことについて、スペイン検察当局が捜査中だとウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じたことが嫌気された。
ドイツポストバンクは11.7%高と急伸し、逆行高。ドイツ銀行による少数株取得の交渉がまとまりそうだとの期待から買われた。
一方、ドイツ銀行は0.9%安、郵便・物流のドイツポストは6%安。昨秋の合意内容を改め、ドイツポストがドイツ銀行の株式10%を取得する可能性があるとフィナンシャル・タイムズ・ドイツ版が報じた。
英資産運用会社スレッドニードルの欧州株式ヘッド、ウィリアム・デイビス氏は、「株価は著しい景気減速を一層織り込んでいる」と指摘し、「今年、米経済が回復するなら、現時点で株価は割安だと言える。ただ、今年中の回復を見込めるとする信頼感が市場にあふれているようには思えない。信頼感が改善しない限り、株価が現在の水準から大幅に上昇するのは難しいだろう」と語った。
このほかでは、欧州航空・防衛大手のEADSが1.8%高。ルイ・ガロワ最高経営責任者(CEO)が13日、取締役会が現金支出を抑えることを重視したため、昨年末に米大手防衛関連企業の買収を契約寸前で取りやめていたことを明らかにした。
なお同CEOは、昨年末時点の手元現金が90億ユーロ(約120億ドル)を上回っており、財務内容は健全であると強調し、世界的な景気減速に立ち向かう準備ができていると語った。
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